自分以外は全て師

2010.09.06
    

「個人でも集団でも、敵と思えるような相手に出会ったら、それを忍耐や寛容を与える
修行だと考えなさい。そのように考えると敵は私たちの師であり、先生だと言える」

上記は、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ氏の言葉であります。
 
 
盛和塾の稲盛和夫塾長(京セラ名誉会長・日航会長)からは、「苦難は魂の磨き砂である」
というふうに教えて頂いておりますが、まさに同じことを説いておられるわけです。
 
また、イギリスの諺(ことわざ)に、「愚者は賢者から学ばず、賢者は愚者にも学ぶ」 という
ものがあります。
愚者が行なったことを “反面教師” にすれば、それが自分が成長していく肥やしとなります。
つまり、どんなに愚かだと思えるような人物・事象 からも、何かしら学ぶものはあるものだという
わけです。

『自分以外は全て師』
こんなふうに考えて生活をしていけば、毎日が有意義な勉強の連続でありますし、気持ちが幾分
なりとも楽になるのではないでしょうか・・・。