真の「クイック・レスポンス」を身につけよう!

2021.04.15
    


今日は朝一番から名古屋市内にあるCM制作会社のスタジオへ行ってきました。
先日制作した「新ラジオCM」(矢野きよ実さんVer)は4月2日よりオンエアを開始しているのですが、2本あるCM素材のうち『不動産篇』について私個人的に「今ひとつシックリこない」のです。『介護人材紹介篇』と比べると、インパクトに欠けるというか・・・・


スタジオで完成作品を聞いたときは「OK!バッチリ!!」と言ったのですが、実際にラジオを通じて聞くと、「・・・あれ?」

スタジオにある素晴らしい音響機材を通じて聞くのと、ラジオから聞こえてくるのでは音質が違うからなのか??


“モヤモヤ感” が払拭できないので広告代理店にその旨を話し、見直しというか、調整を加えてもらうことにしたのです。


結果、従前のCMで用いていた “サウンドロゴ”(ウィ~ズ アンド ウィズ!)を新素材にも組み込んでもらい、そのテンションに合わせ矢野さんのトーク部分のトーン(音量)を上げる作業をしてもらいました。


「今度こそ! これでどうだ!!」って感じです。

近々、当社ホームページ内に「ウィズコーポレーションCM(全4本)紹介ページ」を追加予定ですので、それがアップされた暁には是非お聞きになって下さいね。



それでは今日の本題へと移ります。


日々の仕事を行なっていく上で、意識せねばならないことがいくつかあります。

その中の一つが、本日テーマとして掲げた “クイック・レスポンス” です。


“クイックレスポンス”とは、「素早く応えて、すぐ動くこと」です。

簡単な例を挙げてみましょう。

朝、「おはようございます」と挨拶をされたときに、明るく元気に「おはようございます!」と挨拶を返す。

「さあ、やろうか」と呼び掛けられたときに、「はい。頑張ります!」と元気よく応えて、すぐに立ち上がる。

電話が鳴ったら、直ちに受話器に手に取り、明るく弾むような声で「お電話有り難うございます。ウィズコーポレーションです!」と応じる。

これらが、“クイック・レスポンス” です。


お客様からの電話や呼び掛けに対しては、100%の “クイックレスポンス” が当たり前に求められますが、社内・社員間のやり取りであっても、互いに “クイックレスポンス” で臨みたいものです。

 
今日は「真のクイック・レスポンス」というタイトルで行かせてもらっています。

真の」となると、どこがポイントになるのか…?

それには「3つ」の要素が必要になると思います。


まず1つ目。それは、「的確さ」です。

単にレスポンスが早ければいいというものでもありません。

瞬時に相手の意思を聞き取り(感じ取り)、何を求めているかをシッカリと把握するなど、クイックな上に「的確な」レスポンスが欠かせません。


2つ目。それは、「気合の入った応答」です。

仕事ですから当たり前といえば当たり前ですが、相手からの指示・依頼に対して真剣に取り組むことが求められます。

クイック・レスポンスには、仕事を効率的に進めるだけではなく、相手に “安心感” を与えるという大きな役割があります。

「はい。精一杯頑張ります!」、「わかりました。すぐに取り掛かります!」といった気合の入ったクイックレスポンスをするのです。

そうすれば、相手に「そうか、すぐにやってくれるんだ」、「一生懸命に取り組んでくれるんだ」、「気持ちのいい対応だ!」、そんな好印象を与えることができます。

つまり、「安心感」や「信頼感」といったものを与えることに繋がるのです。


そして最後3つ目は、「確実な返事」です。

相手に更なる安心感を与えるためには、指示や依頼を受けるときにメモを片手に持って、相手の目の前で「この件は、○○日までに手配すれば宜しいですね」と確認、更に「確かに承りました。早急に手配を行いますので、ご安心ください」などの一言を加えるとどうでしょう。

相手は、一仕事終えたような気持ちになること間違いなしです。


時に、「返事だけはいいんだが・・・」という困ったケースもあります。

二つ返事で、「はい。すぐにやります」と威勢よく応えるのはいいのですが、いざ段取りをしようとすると、とても約束の時間には間に合わないということが分かったり・・・。

安請け合いは、かえって相手に迷惑をかける場合もあります。

「はい」の返事までは “クイック・レスポンス” でいいのですが、そこでちょっと慎重になることも大切です。


「ご指示は分かりました」と受けて、「すぐに取り掛かりますが、急いでも、○○日の○○時ごろになりますが、宜しいでしょうか」などと確実に返す。

更に途中で、「これこれの事情で、あと何日、何時間掛かりますが、宜しいでしょうか」と “中間報告” を入れるのも仕事をきちんと処理し、確実に前に進めるためには必要な作業です。

 
クイック・レスポンスは、「すぐやること」に加えて、「的確」で、「気合の入った」、「確実な」応答が条件です。

まずは、素直な「はい」の返事と「やります」の積極的な態度を身につけることです。

さあ、早速とり掛かろうではありませんか!!



今日の写真について。

本当は「うさぎ」の写真があると良かったのですが、あいにく有しておらず・・・

やむなく、反対の「カメ」で行かせてもらいました。(^^;

亀レス”、つまり、「亀の歩きのように、遅い反応・返答」はNG。

ビジネスの世界では、決して許されませんよ!!!