経営者の3つの役割

2021.03.06
    


写真は、今朝行なわれた当社 『賃貸管理事業本部』 のミーティングの様子です。

上屋雅樹(かみやまさき)本部長を中心に、画面右側が「賃貸管理部」のスタッフ、左側が「リフォーム部」のスタッフです。そこに私が加わり、計8人で月に2度開催しています。

(上屋本部長は「資産コンサルティング部」の部長も兼務しています)


毎回、とても闊達な意見交換がなされており、業務の改良・改善に繋げています。お陰で、直近の当社管理物件の入居率も「95.66%」という素晴らしい数字になっています。(^^)v

ミーティング中、彼らがとても頼もしく、また、愛おしく感じたので思わず写真を撮った次第です。


ミーティングの運営は勿論、戦略の推進等、ほぼ全てを上屋本部長に任せています。

彼は、「賃貸管理部」および「リフォーム部」の面々と事前に個別ミーティングを行ない、それぞれの部署の問題点や相手方部署に対しての改善要望等を吸い上げた上で、このミーティングに臨んでいます。


私は意見を求められた際に発言する程度で、あまり口を出さないように心がけています。上屋本部長および宮川・片山の両部長に全幅の信頼を寄せていますので全く問題ありません。

以前の私はと言うと、何から何まで口を出したい、出さなきゃ気が済まないような性分でした。 反対意見が出たり、そんな雰囲気になると、「俺が社長なんだで、俺が言ったとおりにやっとりゃええんだわ!」と名古屋弁で暴言を吐いたり、まさに “悪い見本” そのものでした。 常にこういう発言をしていたわけではなく、たまにこうなっちゃっていたのですが、いずれにしてもイカンですよね・・・ (^^;


そんな私も、幾度となく痛い目に合ったりしながら、また、年齢を重ねてきたということもあるのでしょう。 今では、とても“温厚”な社長、経営者になりました。(^^)v

今の私は、「どうしたら社員が気持ちよく働いてくれるか?」、、、 そんなところに重きをおいて経営にあたっています。



そんなところで、今日のテーマに移ります。

そもそも 『経営者の役割』って何なのでしょうか・・・?


私が考える大きな役割は以下の3つです。


①リーダー  

②代表者  

③設計者


順に、簡単な解説を加えます。

まず①から。

リーダーとは、『その組織の求心力の中心となる人物』でなければいけません。

組織の中で働く多くの人々を束ね、統率していく人物でなければならないということです。

まあ、“当たり前” と言えば、“当たり前” です。


次に②。

これは 『外部に向かっての代表者』 であるということです。

組織として外部に何らかの働きかけを行なう際に先頭に立つ者。

要は、“スポークスマン” であるということです。

「社長はトップセールスマン」という言葉は、このことを言っているのだと思います。

ですから、当社のホームページには私が前面にバンバン出ていますし、業界団体内の活動においても然り、こうして「社長ブログ」を記しているのもその一環です。


また、外部からの波に対して組織の内を守る“防波堤”である必要があります。

そして、外部に対して「責任を取る者」であることは言うまでもありません。


そして、最後③。

これは、『企業のグランドデザインの設計者』 という意味です。

「戦略」の設計(策定)や、「人の配置」の基本設計を行なうこともその大きな役割でありましょう。



改めての決意表明のようになりますが、私、渡辺健太郎は今後も一経営者として、これら3つの役割 (リーダー・代表者・設計者) を果たし続けることをここに約束します!

そして、当社がビジョンとして掲げる『日本一楽しい不動産会社になろう!』、これを実現させる所存であります!!