人や物事に対する「見方」は、それを見る人の捉え方によって様々ですよね。
この点について、斎藤一人さん(生涯納税額日本一の実業家)は 「世の中すべてを美化して見たほうがいいよ」 と述べておられます。
以前このブログでもご紹介させて頂いた書籍 『斎藤一人 20年間の教え』(遠藤忠夫・PHP研究所)の中でも、このことが取り上げられていました。
今日は、それを引用させてもらいながら記させてもらいます。
「人」の見方で考えてみると、その人を評価する人は、次のように大きく3つのタイプに分かれます。
例えば、ここに50点の人がいるとして、ある人は 「この人はここの部分は良いが、ここの部分はマイナスだな」 と冷静に分析をして “50点” と判断する人。
「この人はここが良くない、あそこも良くない」 と欠点だけを見て “30点” と判断する人。
そして、「この人は笑顔もステキだし、性格も素直だし、明るく前向きだよね」 と50点に付加価値30点をプラスして “80点” にしてあげることのできる人。
こういった3つのタイプに分かれるのです。
ただ、ここで誤解してはならないのが、”50点” の人や物を “80点” として見なさい と言っているわけではないということです・・・。
たとえば、古い電車を見て “新幹線” と思いなさいと言っても、それは土台無理なことです。 古い電車は “そのまま” でいいのです。
「こんなにも古くなってるのに頑張って働いてくれてありがとう」、「この電車に乗ると昔を思い出し、若き日の思い出が蘇ってきます」とか、「旅の美しい景色がゆっくり楽しめます」など、相手が喜ぶ付加価値を何点つけてあげることが出来るかが、世の中で “成功者” になれるかなれないかを決めるのです。
世の中を冷静に見て点数をつける人、欠点ばかりを見ている人は、決して人に好かれません。 逆に、相手の良い所を手放しに褒めてあげられる人は、周りの人から好かれます。 そして、そんな人のいるところには人が集ってくるもの・・・。
斎藤一人さんも次のように述べておられます。
人生は一回きり。 あまり厳しい目で人や世間を見ていると、苦しい人生になっちゃうよ。 出来る限り、人も世間も美しく見るようにすると、この世は光り輝きます。
そして、”類友の法則”であなたの周りには 「美しく見る人」・「美しく見える人」 がたくさん集ってくるようになるんだよ・・・。
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