職場を良くするのは社員みんなの仕事

2011.09.24
    

山社員。おかげで余計に目立ってしまいました・・・。
朝から皆の笑いを誘ってくれて有難う!!

さて、今日の本題。 
今日は「職場を良くするのは社員みんなの仕事」だよ、ということについて記します。
会社が良くなることを願ってくれる社員が増えていくということは、経営者として有難いことであります。
例えば、Aさんという社員がいて、そのAさんが次のように上司に報告をしたとしましょう。
「Bさんが、こんなことをしていたんですけど、これってチームワークに悪影響を及ぼしませんか・・・」
こういう報告をもらえること自体は、上司としても助かります。組織が乱れる前に手を打つことも可能になるからです。
 
でも、経営者の立場からすると、それでは物足りなさを否めません。
本人に直接注意をしてくれた上での報告ならいいのですが、それはせず、報告だけを上げてくる・・・。
「見て見ぬふり」で、報告すらないような状態よりは数段いいのですが、これでは物足りないのです。

当社の経営理念手帳 『ウィズコ・フィロソフィー』 には、「本音でぶつかれ」・「自分の意見としてハッキリ述べる」・「異論は直接本人に述べる」 といった項目が存在しています。 (※当社のフィロソフィー手帳は、全108項目から構成されています)
 
ですから、何としても直接本人にも注意をして欲しいのです。
 
 
 
「職場をよくするのは、上司の仕事だから、自分は気づいたことを報告していればいい。周囲に注意するといったイヤな役回りは上司がするのが当然でしょ・・・」 なんていう考えを皆が抱いていたらどうなるでしょうか?
その上司が、更にその上の上司に依存する・・・・ それを繰り返していたら、最後は全て社長が言わなきゃいけなくなってしまうのです。 
 
別に、社長である私が注意をするのがイヤだから言っているわけではありません。
細かなことまで社長がいちいち言わなきゃいけないような組織に未来は無いと言いたいのです。
職場を良くするのは、一般社員・管理職・経営者、みんなの仕事!
単なる”仲良しクラブ”ではダメなんです。
「悪いことは悪い」 とお互いが注意しあっても「和」を保てる組織こそが”本物”の組織なのではないでしょうか・・・。