自分の努力は神様にしか見せてはいけない

2011.01.05
    

おはようございます。
写真は、稲沢店に飾ってある「熊手」。 当社をご贔屓(ひいき)にして下さっているアパートオーナー様から頂戴したものです。 いつも気に懸けて頂いて有り難い限りです。(感謝)
 
さて今日は、『致知』 という月刊誌のバックナンバーに載っていた名言を紹介させて頂きます。
陸上界では無名だった地方の国立大学から、次々と日本記録を生み出し、福島県を「陸上王国」
と言われるまでに変革させた福島大学陸上部監督・川本和久さんの言葉です。
 
選手にもよく言っているのは、
努力している姿は絶対に人に見せてはいけないし、
口にしてもいけないということです。
 
自分の努力は、神様にしか見せてはいけない。
 
人に見せた瞬間に、その努力は帳消しになってしまうんです。
そんな人を神様は応援しませんよ。
 
これは、私にとっても耳が痛い言葉です・・・。
人は誰しも 「自分を認めてもらいたい」、「自分を解かってもらいたい」 という気持ちがあります。
たとえ、普段こうした気持ちが出なくても、精神的・肉体的に追い詰められた状態になってくると
「自分は、こんなにやっているんだぞ・・・」 というのを周りにも見せたくなるものです。
 
努力は、人に見せた瞬間に帳消しになる。
神様はそんな人を応援しないという川本さん。
 
では、神様が応援するのは、どんな人なのでしょう?
 
「正直に暮らす人。勝つためにやらなければいけないことを、丁寧に丁寧にちゃんとやる人」 だと川本さんは述べておられました。
 
自分のやるべきことを誠実に、表裏なく取り組むことの大切さを、一流の指導者は教えてくれています。