おはようございます!!
いよいよ今日は自民党の総裁選挙です。マスコミも連日、総裁選を取り上げていますので関心が高い方も多いのではないでしょうか?
実は私も一自民党員で、この件は今一番の関心事でもあります。
個人的には、高市早苗氏に投票しました。(私の妻も高市氏支持です)
しかし、彼女が勝てるかと言えば現実的には難しいような気がします。
1回目の投票結果は・・・・
1位が「河野太郎」氏、2位が「岸田文雄」氏、3位「高市早苗」氏、4位「野田聖子」氏、これが大方の予想です。
しかし、1位の河野氏が過半数を獲得できず、“決選投票” になるだろうと言われています。
そうなれば、“2位・3位連合” で岸田氏が当選を果たす・・・。
このように読んでいる人が多いようです。
果たして、そんな読みどおりに事が運ぶでしょうか?
二階幹事長率いる二階派は「岸田だけは許せない!」という姿勢でいますし、衆院選で自身の当選が危ぶまれている若手議員などは “党の顔” として、国民から人気の高い河野氏に党首になって欲しいでしょうし・・・、、、 どう転ぶか全く想像がつきません。
ひょっとしたら、岸田氏を勝たせたくない議員たちが1回目で高市氏に投票、高市氏が2位、、、そんなことだって有り得ます。
でも、仮に岸田新総裁となったら、あまりにも地味でインパクトがありません。
やはりトップに立つ人には “華” がないと駄目だと思うのです。
そうなった場合、衆院選での自民党の苦戦は免れません。
では、河野新総裁ではどうか?
この場合、目先の衆院選では自民党が勝利を収めることになるでしょう。
「小石河連合」の人気先行でそうなる可能性が高いと思われますが、河野氏には “バランス感覚” が欠如しているように思えてなりません。
早晩あらゆるところで歪みが発生し、次の参院選では思わぬ大苦戦ということも有り得ます。
そうなると、やっぱり私は高市総裁がいいと思います。
右に寄り過ぎていると言われますが、さして問題ないでしょう。
安倍元総裁と同じです。あれだけの名宰相はそうはいません。
日本は、政治家や会社経営者など、意思決定の場にいる女性の人数が極めて少なく、先進国の中では最もジェンダーが不平等だというふうに言われています。
そうしたマイナスのイメージを払拭するためにも、節目となる “第100代” の総理には女性がいいと思います。 高市さんには “華” もありますしね・・・。
仮に、高市氏でなくとも、岸田氏・河野氏、いずれの候補が勝とうと、自民党総裁イコール内閣総理大臣、この国の行く末はその人物に懸かってくるわけですから大いに期待をしたい! そんなふうに思っています。
さて、本題。
自民党新総裁が決まれば、10月4日に召集される臨時国会において新しい総理大臣が選出されます。それをもって退陣となる菅義偉総理についてです。
1年ちょっとという短い期間でしたが、この国のトップとして大変なご苦労をされました。
コロナ対策が後手後手、失敗だとバンバン叩かれました。
記者会見での原稿棒読み、あれでは思いが伝わらないと非難を浴びました。 確かに、発信力が弱い、発信力不足であったことは否めません。
一方で、就任からわずか一年間、その短い期間に残した功績も結構あります。
歴代首相と比べても引けをとらないというか、その内容においては勝っているようにも思います。
パッと頭に浮かぶところを列記してみますと、
・「デジタル庁の創設、デジタル改革」
・「携帯電話の料金を下げた」
・「不妊治療の保険適用」
こんなところでしょうか?
その他、「後期高齢者の医療費を1割から2割に上げた」ことも見方によっては “いいこと” でしょうし、多くの国民の反対の声を押し切って開催した「コロナ禍の東京五輪」も、功績ということになるのでしょう。
また、コロナ対策に失敗したと言われますが、「ワクチン接種を加速させた」(米国を抜き、まもなく欧州の接種率をも上回る)という点では、多大の功績があったと言って間違いないでしょう。
おそらく私が認識していないだけで、上記以外にもまだまだ沢山の功績があるはずです。
しかし、いかんせん時期が悪かった。運が悪かった。 そんな感じです。
コロナの感染拡大が猛威をふるったこの時期、誰が総理を務めていても大きく変わることはなかったようにも思います。
そもそも菅総理は、自ら「総理になりたい!」といったことを口に出したことがなかった人です。まさに「火中の栗」を拾ったカタチになってしまいました。
政策通で、実行力はあるものの、発信力が幾分欠如していた・・・。
要は、“有事のリーダー” としては向かなかったということでしょう。
写真は、菅総理のツイッターアイコンです。
菅総理のこのような “笑顔” は久しく見ていないように感じます。
ここまでほぼ無休で国難に対峙してくださり、疲れもピークに達しているはずです。自然な笑顔を取り戻される日が一日も早く訪れることを祈念してやみません。
菅義偉内閣総理大臣、お疲れ様でした! 有り難うございました!!
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