雑談の重要性

2011.08.22
    

我が家のベランダは、「お花」でいっぱいです・・・。
園芸が趣味の妻が、毎朝せっせせっせと “花いじり” をしています。
この季節、ひときわ目を引くのが「ハイビスカス」です。 現在、我が家では何色ものハイビスカスが綺麗な花を咲かせています。
写真は、その中の一つ。「ロイヤルオレンジ」という名前のついているハイビスカスです。
いまベランダにある中では、一番小さな鉢に入っているハイビスカスですが、妻にとってはこれが最も思い入れのあるハイビスカスではないかと思います。
 
なぜかというと、このハイビスカスは高校3年生の息子が妻へ贈った “誕生日プレゼント” だからです。 (妻の誕生日に、学校帰りに買ってきたものなのです・・・)
我が家の子供たち(3人)の名前には、全員 「優」 という字が付いています。 とにかく「心の優しい子に育って欲しい」という願いからそうなっているわけです。
息子が花好きの妻にこの花をプレゼントしたと聞いたときは、息子が「心の優しい子に育ってくれている」と感じ、私自身も凄く嬉しくなりました・・・。
 
 
さて、前段はこれぐらいにさせて頂き、今日の本題へと移らせてもらいます。
今日は、『雑談の重要性』 について記させてもらいます。

会社においては 「就業時間中の”雑談” はよろしくない・・・」 というのが、一般的な考え方でありましょう。
しかし、仕事に関すること以外には何の会話も無い “シーン” とした職場・・・、そんな職場って楽しいですか?
度を越した雑談は慎むべきだと思いますが、ある程度の”雑談”は必要だと思うのですが、如何でしょう。
 
あくまで、チームで戦っている(仕事をしている)わけですので、『お互いのことを知る』 という意味でも、また、『業務上の無駄を省く』 という意味でも、”節度ある雑談” は必要だと思うわけです。
『業務上の無駄を省く』 と言われても、ピンとこない方もいらっしゃるかも知れませんね。 逆に、「雑談しているほうが時間の無駄だろ」 と思ったりして・・・。
 
私が言わんとすることは、こういうことです。
お互いが、今どんな仕事をしているかを把握し合っていれば “重複業務” がなくなるはずです。
当社の業務で言えば、誰かが急遽、法務局へ謄本等を取得しにいく必要性が生じたとしましょう。 別の誰かも法務局に用事があったような場合、その事実、相手の行動を知っていたら、どちらか一人に任せることができ、もう一人は他の仕事に時間を使えるわけです。
 
モスバーガーの創業者である櫻田慧さんは、社内各部署の “雑談” を極めて重視しておられたようで、各部署のリーダーには 「”雑談” を通して、スタッフの関心事項を詳細に把握しておくように」 という指示を出していたのだとか・・・。
 
いかに中小企業といえども、経営者が社員各人の関心事項を把握するのは結構難しいことでありましょう。 私自身も、たかが40名規模の会社でありながら全然出来ていないと思います。
しかし、「社員が今、何を考えているか」 を把握することは、経営上の大きな問題でもあるわけです。
あるビジネス書には、この点について無頓着なようでは “経営者失格” とまで記してありました。
 
これは、何も経営者に限ったことではありません。
当社の各部門のリーダーには、この点をよく理解して組織運営にあたってもらいたいと思っています。
そんな意味では、(節度ある)”雑談” をしやすいよう、リーダー自らが 「ユーモア」 のセンスを磨いたりもしながら、そういう雰囲気を職場内に醸成していくことが必要となってきます。
得手不得手を言っている場合ではなく、それもリーダーの大事な仕事の一つと認識しておくことが大切だと思います・・・。
 
 
※明日は個人的に”お休み”を頂きますので、ブログもお休みさせてもらいます。 次回は定休日あけの25日(木)に投稿させて頂きますので、宜しくお願い致します・・・。