夏の全国高校野球大会は、昨日「決勝戦」行なわれ、西東京代表の日大三高が見事10年ぶり2度目の優勝を果たしました。 昨日の決勝戦もそうでしたが、凄まじい打力のチームでした・・・。
日大三高の選手、そして、関係者の皆さん、おめでとうございます!!
敗れた光星学院(青森)も本当によく頑張りました。見事な”準優勝”だったと思います。
被災地・東北に多大なる勇気を与えたことは間違いありません。
でも、高校野球が終わっちゃうと何だか寂しい感じがしませんか・・・。
毎年感じることなんですが、甲子園大会が終わると、”夏”の終わりも近くなっているような気になり、妙に寂しくなる私です。
さて、そんな話(雑談)を本日参加した稲沢店の『早朝物確』の道中にしていたら、安藤瑠美主任が 「そういえば、愛知県からはどこが出てましたっけ・・・」 と言いました。
「至学館、昔の中京女子大付属だよ。創部6年目での初出場だったんだ。1回戦で負けちゃったけど、校歌が全国的に有名になったんだよ・・・」 と答えた私。
安藤主任は、「J-POPみたい!」 と話題になったあの校歌のことを知らないようでした。
「え~、聴いてみたい」 というふうに言っていましたので、今日は至学館高校の校歌について記します。
『夢追人』(ゆめおいびと)というタイトルがついているこの曲、もともとは校歌ではなかったようです。
同曲の作詞作曲をした中日新聞社の飯尾歩論説委員が、8月3日付の中日新聞夕刊の中で語っていました。
同氏が取材を通じて交流のあった女子レスリングの3選手(吉田沙保里・伊調千春・伊調馨)がアテネ五輪でメダルを獲得した快挙を祝って作られた曲だったようです。
ちなみに、3選手は中京女子大レスリング部の出身で、伊調馨選手は中京女子大付属高校(現 至学館高校)の出身でもあります。
『夢追人』というタイトルも凄いですが、その歌詞が実に素晴らしいのです・・・。
強豪・愛工大名電との対戦となった愛知県大会決勝、9回の大ピンチを凌いで甲子園出場を決めた試合をテレビ観戦していた妻は、その試合内容と校歌が相まって涙を流したようです。
その歌詞は次の通りです。
『夢追人』
一番高い所に登って 一番光る星を掴んだ
一番辛い道を選んで 一番強い心をまとった
海を渡る風が吹いた カシオペアが近くに見えた
夢を追い続けた そしてここまで来た
でもどうしてかな 熱い涙が止まらない
うつむきかけた時 君の顔が見えた
差し出された白い腕が 翼に見えた
どうです・・・? いい歌詞でしょ。 学校名なんかはどこにも出てきません。
残念ながら甲子園で選手たちが歌うことは出来ませんでしたが、私はこの歌が大のお気に入り。「YouTube」で幾度となく聴きましたので、口ずさめちゃうくらいです。
聞くところによると、CD化が複数のレコード会社から打診されているのだとか・・・。
まだ聴いたことのない人は、以下に「YouTube」を3本貼っておきますので、是非お聴きください。
《愛知県大会決勝に勝利し、涙ながらに歌う選手たち》
http://www.youtube.com/watch?v=X55qT9Z2fTc
《試合中に流されたもの。ボーカル付きです》
http://www.youtube.com/watch?v=ENPw7b3TzC8
《公式音源+カラオケ FULLバージョン 曲を堪能したい人にはオススメです》
http://www.youtube.com/watch?v=aVXTEQp3MIs&feature=related
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