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中古住宅の価格決定について
不動産は同じものは2つとしてありません。
同じものがないのに、どのように価格を決めているかというと、最終的には売主様が決めますが、
不動産業者は価格査定を行い、適正価格のアドバイスをしています。
それでは価格査定はどのようにして行われるかというと、
住宅の場合は土地と建物の価格を分けて計算します。
土地は近隣の取引事例を参考に、価格査定のシステムで取引事例の物件と比較し加点減点で
価格提示します。
例えば、道路幅員が何mあるか?接道向きは?駅からの距離はどのくらいか?など
比較項目ごとに評点を付けることで土地の査定価格が決まります。
建物は、年度ごとに決められてい標準建築費に面積を乗じた価格に、建材や内装の品質で
増減し新築時の価格を計算します。
その新築時の価格から経過年数と使用状況で減額し、現在の価格を計算します。
上記の土地価格と建物価格を合わせた価格が戸建の金額になります。
この価格に、地域特性や市場状況などを考慮した流通性比率で価格を調整し、
査定額としています。
購入するときも価格決定までのプロセスが分かっていると、価格が妥当かどうか
判断できると思います。
近隣の土地相場で土地価格が分かれば、残りが建物価格となります。
築年数や使用状況から建物価格が安ければ、お買い得な物件です。
逆に高ければ、価格の交渉が出来ないか確認してみましょう。
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