6、重要事項の説明

2023.06.10
    

契約前にこれから購入する不動産と契約条件についての重要事項を書面にしてご説明します。

重要事項説明書は宅地建物取引業法に基づき宅地建物取引士が契約前に書面で説明する必要があります。説明する項目は下記の通りです。

重要事項で説明する項目

○取引の態様
○取引に関与する宅地建物取引業者および説明する宅地建物取引士の記載
○供託所等に関する説明
A 不動産の表示
B 売主の表示と占有に関する事項
Ⅰ 対象となる宅地または建物に直接関係する事項
1.登記記録に記録された事項
2.都市計画法、建築基準法等の法令に基づく制限の概要
3.私道に関する負担等に関する事項
4.飲用水・電気・ガスの供給施設および排水施設の整備状況
5.宅地造成または建物建築の工事完了時における形状・構造等(対象不動産が未完成物件または新規物
件のとき)
6.一棟の建物またはその敷地に関する権利およびこれらの管理・使用に関する事項
7.建物状況調査の結果の概要(既存の住宅のとき)
8.建物の建築および維持保全の状況に関する書類の保存の状況·地震に対する安全性に関する書類(既存
の建物のとき)
9.建築確認・検査済証の交付年月日・番号等
10.当該宅地建物が造成宅地防災区域内か否か
11.当該宅地建物が土砂災害警戒区域内か否か
12.当該宅地建物が津波災害警戒区域内か否か
13.水防法に基づく水害ハザードマップにおける当該宅地建物の所在地(位置)
14.石綿(アスベスト)使用調査の内容
15.耐震診断の内容
16.住宅性能評価を受けた新築住宅である場合
Ⅱ 取引条件に関する事項
1.売買代金および交換差金以外に売主・買主間で授受される金銭の額
2.契約の解除等に関する事項
3.損害賠償額の予定または違約金に関する事項
4.手付金等の保全措置の概要 (宅地建物取引業者が自ら売主の場合)
5.支払金または預り金の保全措置の概要
6.金銭の貸借のあっせん
7.担保責任(当該宅地または建物が種類または品質に関して契約の内容に適合しない場合におけるその
不適合を担保すべき責任)の履行に関する措置の概要
8.割賦販売に係る事項
9.契約不適合による修補請求
Ⅲ その他重要な事項

上記を調査の上、分かりやすく資料も添付して説明しますので、約1時間半から2時間ほどかかります。

しっかりと内容を確認してください。