当社のフィロソフィーは、盛和塾で稲盛和夫塾長(故人/京セラ名誉会長)から学ばせて頂いていた際に『京セラ・フィロソフィ』を参考に作成・制定したものです。
京セラフィロソフィは、全78項目から構成されていますが、当社の『ウィズコ・フィロソフィー』は、それより30項目多い全108項目(煩悩の数)から成っています。☝️🤓
京セラフィロソフィには存在しなくて、当社のフィロソフィーに存在するのが「部下から上司に対する心得」みたいなものです。
以前紹介させて頂いたことのある【上司を立てる】という項目と、今回取り上げさせて頂く【上司に成果をあげてもらう】という項目がそれです。
随分と昔の事になりますが、忘年会の場であったか? とにかく全社員が集った飲み会の席において、一人の社員が「下剋上してやる!」みたいなことを公然と宣言したのです。
さも、時の上司を引きずり下ろすといったニュアンスで・・・。😅
そんなふうに思っている、ましてや、それを公言するような社員(部下)がいる部署が上手く機能するはずもありません。
その社員も、その時の上司も、当然のことながら現在当社には在籍していません。
“下剋上”なんてことは起こり得ないし、会社(経営者側)としても絶対に起こさせないわけです。そこのところを全社員に認識してもらうことを目的に、あえてフィロソフィーに組み込みました。
こんな内容となっています。
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【上司に成果をあげてもらう】
自分が成果をあげたいと思うならば、上司を全力でサポートし、上司に成果をあげてもらうことが重要です。そのコツは上司本人の「強み」によって成果をあげてもらうことです。強みが重要なのであって、弱みは気にしなくてもよいのです。
上司が本当に成果をあげるのは何か。実績をあげたのは何か。強みを発揮してもらうには、さらに何を知らせなければならないか。自分は何をしてあげなければならないか。これらをよく見極めた上でサポートするのです。
上司に可能な限り効果的に働いてもらい、成果をあげてもらうことが、部下たる自らの義務であり、利益であることを認識することが重要です。結局のところ、昇進していく上司の部下になることが、自分が成果をあげることにもつながるのです。
現実は、企業ドラマとは違います。部下が上司を倒し、乗り越えて地位を得るなどということは起こらないのです。上司が昇進できなければ、部下は上司の後ろで立ち往生するだけなのです。上司の強みを生かし、上司に成果をあげてもらうこと、これが、部下自身が成果をあげる鍵とも言えるのです。
ちなみに、もう一つの【上司を立てる】については、2021年11月2日付のブログ記事にて取り上げさせてもらっています。
前回12月5日付のブログでは「上司の部下に対する姿勢」について記しましたので、今日はその逆、「部下の上司に対する姿勢」で行かせてもらいました。☝️😄
そうそう、“下剋上”といえば、今夜放送の日曜劇場『下剋上球児』、楽しみだなぁ・・・。😀👍
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