今日の一冊は、『織田信長の経営塾』(北見昌朗・幻冬舎文庫)。
中小企業の賃金・人事問題の専門コンサルティングを手がける「北見式賃金研究所」所長であり、
経営コンサルタントである北見昌朗さんにより執筆された本です。
北見さんは、私と同じ「清須市民」でもあり、「盛和塾生」でもあります。
この本では、「織田信長」を題材にしながら、賃金や賞与の支払い方、労務管理の極意が解説されています。 織田信長が塾長となり、自らの体験を踏まえながら、塾生に対し経営を説くという形式で書き進められています。
信長に関するエピソードも随所に散りばめながら書かれていますので、歴史好きの経営者にとっては、たまらない一冊かもしれません。
当社は、一昨年に、『抜本的な評価賃金制度改革』を大手コンサルティング会社の指導を受けながら行いました。 しかし、その際に出来上がったものが、「完成形」だとは認識しておらず、これまでにも若干の手直しを加えてきております。
この本の記載内容の中には、当社の現制度と照らした場合に果たしてどうなんだろう・・・・、と
考えさせられるようなものもありました。
「この方法が正しい」という絶対的な解答は見つからないのだろうと思いますが、この本の内容も参考にしながら、当社の評価賃金制度を少しでも理想形に近づけるべく、今後も検証を重ねて参りたいと思います。
さて、話は変わりますが、昨日はバンクーバー五輪で男子フィギュアスケートのショートプログラムが開催されました。
高橋大輔選手が3位、織田信成選手は4位、小塚選手は8位につけています。
織田信成選手といえば、郷土の英雄、織田信長から数えて17代目の末裔。
現在は清洲城の”名誉城主”になっています。
そんなこともあり、昨日は、清洲城近くにある「清洲ふるさとのやかた」において、織田選手の応援が行われました。 加藤静治清須市長をはじめ約150名の清須市民らがテレビ中継を見守ったようです。
織田選手が登場すると、両手に「応援用ふうせん」というのでしょうか、”空気の入った棒みたいなもの”を、バンバンバンバンバーンと打ち鳴らして盛り上がっている様子がテレビのニュースで放送されていました。
競技の前には、皆で織田信長公の像前でメダル獲得を祈願したのだとか・・・・。
「ショートプログラム」では会心の演技をみせた織田選手。日本時間の明日(19日)に行われる「フリー」の演技にも期待をしたいと思います。
頑張れ!織田信成選手
明日の清須は、昨日以上に盛り上がること必至です。
写真は、清須市役所本庁舎に掲げられた「織田信成さんのメダル獲得を願う懸垂幕」です。
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