全盲の天才ピアニスト、辻井伸行さん(20)が、4年に一度開催されるピアニストの”登竜門”「バン・クライバーン国際ピアノコンクール」において日本人初の優勝という快挙を成し遂げました。 そのニュースが、昨夜の『報道ステーション』にて大きく取り上げられていました。彼の奏でるピアノの音色と神業とも言えるような指の動き、力強い演奏に画面に釘付けとなりました。 演奏終了後の観客によるスタンディングオベーション、そして、優勝を告げられ、バン・クライバーン氏からハグを受けるシーンには、胸が熱くなりました。 生まれてから今日に至るまでの経緯が映像で紹介されていましたが、ご両親の愛情とその愛に支えられながら努力を積み重ね、全盲というハンディを乗り越え世界の頂点に立った伸行さんの姿に涙が止まりませんでした。 うかつなことに泣いているところを息子に見られてしまいました。最近、やけに涙もろくて困ります・・・・。 伸行さんは、インタビューで「気持を込めると、すごくいい音が出るんです。」と言っています。そう、どういう気持で臨むかということが大切なんですよね。五体満足で生を受けている我々は、仕事にしろ、勉強にしろ、もっと、もっと、前向きに頑張っていかねばなりません。 一日一日、何事にも気持を込めて・・・・。
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