今日は当社のフィロソフィーから、「リーダーに求められる資質」 という項目を紹介させていただきます。
『ウィズコ・フィロソフィー』のP.85には次のように記しています。
リーダーに求められる資質には、「能力」、「勇気」、「人格」の三つがあり、この三つの要素を兼ね備えていることが最も望ましいことだと言われます。
私たちはともすれば、「才能」のある人、つまり、戦略的な思考ができ、専門知識にも長け、弁もたつ人、いわゆる聡明才弁なる者をリーダーに登用しがちです。しかし、集団を導いていくリーダーとしては、それだけで事足りるはずがありません。
集団を率いるリーダーには、困難な局面であっても集団を正しく導いていけるだけの「勇気」が必要です。
更には、浮ついたところがなく、考え深く、信頼するに足る重厚な性格を持っていることが重要です。つまり、「人格者」でなければならないのです。
もし、上記の三つの要素に序列をつけるのであれば、最も大切なのが「人格」であり、二番目が「勇気」、そして、三番目に「能力」がくるのです。では、「人格者」とはどのような人を指すのでしょう。 「人格者」、それは、「人間として正しいことを実践できる人」だと言い換えることができます。
“本物”のリーダーには上記3要素は絶対条件です。
そして、その優先順位は、間違いなく 「人格」>「勇気」>「能力」 です。
その人がいくら仕事ができたとしても、例えば、いくら営業力があったとしても、仕事が組織(チーム)として成し遂げられるものである以上、人間的に魅力のある人、要は「人格者」でなければリーダーの地位に据えるわけにはいかないのです。
全てはリーダー次第。
チームメンバーに「この人についていこう!」・「この人を漢(おとこ)にしよう!」と思わせることができないようでは、大した結果は導き出せないでしょうから・・・。
また、当社の 『経営指針書』 の中では、部門長や組織のリーダーに登りつめるのに必要な“資質”として、別の角度から次の3つを提示しています。
1.自己犠牲の精神を持っている
2.問題の抽出能力に優れている
3.自身の弱点を知っている
そして、以下に掲げた9項目を幹部登用のための“必要条件”としています。
①対人関係に優れ、
②まとめる力があり、
③組織全体の使命のために献身し、
④チームで働くことができ、
⑤コーチを務め、
⑥反省し、
⑦他人の意見を受け入れ、
⑧意見を言い、
⑨スタッフの努力を助ける
実はこれ、アメリカ空軍が幹部に登用する際に用いている(いた?)ものなんです。(^^)v
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