この内容は以前(2020年10月12日)に記していますが、いま、当社の社員の中に「プライドが自身の成長を妨げている・・・」、そんなふうに感じるスタッフがいることから改めていかせてもらいます。
『誇り』 を意味する英単語、それは 「pride」 です。(実際に『誇り』を和英辞典で調べてみると 「pride」 とあります)
しかし、逆に 『pride』 の和訳を英和辞典で調べてみると、「自慢」・「得意」・「満足」・「自尊心」・「誇り」・「プライド」・「うぬぼれ」・「高慢」・「思い上がり」・「自慢のたね」 といった言葉が並んでいます。
英語では同じ意味でも、私は『誇り』と『プライド』は100%同じではない、というか、“別物”だと思うのです。
我々日本人がいう『誇り』とは、「うぬぼれ」・「高慢」・「思い上がり」といった類の意味ではない気がするのです。
では、どう違うか・・・?
『プライド』は他人から傷つけられることがありますが、『誇り』は傷つきません。
『プライド』は、他人と比較することによって生じる「優劣」や「勝ち負け」によって簡単に傷つきます。
なぜなら、『プライド』 なんてものは、単なる “虚栄心” や “見栄” に過ぎないからです。
例えば、どれだけお金を持っているか、どんな家に住んでいるか、どんな車に乗っているか、仕事で言えば、どこまで出世したか、等々。
そんなものは、世の中、上には上がありますからね・・・。 だから、しょっちゅう傷つけられることになります。
でも、『誇り』はどうでしょう?
これについては、他人は関係ありませんよね。「自分は自分」です。
他人がどうであろうと、自らの「信念」に従って生きていることに対して、自らを「誇り」に思うことですので、他人から傷つけられることなんてあり得ないのです。
皆さんの周りを見渡してみてもどうですか?
“小者” ほど『プライド』が高く、傷つきやすい。また、人の目・人の評判をすぐ気にする傾向にないですか・・・?
それに対し、“大物” と言われるような人物は泰然自若としていてゆるぎません。
常に堂々としています。
それは自分の生き方に『誇り』を持っているからに他なりません。
兎にも角にも、妙な『プライド』は捨てるべきだと思うのです。「百害あって一利なし」、そんな人には周りが対応に苦慮しますし、すごく面倒です。
また、ブライドの高さが自分自身の成長を阻害することにも繋がります。
なぜなら、失敗してプライドが傷つくのが嫌なので、チャレンジ精神も薄れるからです。
そうではなく、自分の生き方に『誇り』を持つ。そうであるべきです。
誇りを持った生き方をしていれば、失敗して恥をかくことだって平気です。
逃げずにドンドン挑戦、そのほうがカッコイイと捉えているんですから・・・。
結論。
変な『プライド』は捨てましょう!
そんなものは要りません。
みっともないだけです。
そうではなくて『誇り』を持った生き方をしていきましょう!!
写真は、当社の本社オフィス入口付近に飾ってある額縁。私の“座右の銘” 『夷険一節』(いけんいっせつ)です。
私には『プライド』なんてものは特別ありませんが、自分の生き方には常に『誇り』をもっています。今後もそんな形で、ぶれることなく突き進んで参ります!!
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