明るい職場の雰囲気の会社(部署)は総じて業績もいいように感じます。
逆に、暗い雰囲気の会社(部署)は、業績も悪い・・・。 これは間違いのない事実だと思います。
あなたが、もし「管理者」の立場であるなら、自分が受け持つ職場は「明るい雰囲気だ!」と言い切れますか?
明るい雰囲気を作り出すには、時として「雑談」も必要でしょうし、管理者が「ユーモア」のセンスを磨くように心掛けることも大事でしょう。 この点については前回のブログで記させて頂いたとおりです。
でも、こうした要素があるというだけでは、まだまだ “見せかけ” の「明るい職場」に留まっている可能性もあります。
“ホンモノ” の「明るい職場」とは、部下が、自分の意見を積極的、かつ自発的に言える環境の職場ではないかと思います。
部下は、上司である自分に積極的に意見を言ってきてくれていますか?
もし、そうでないのであれば、ここでいう “明るい職場” には該当しないように思います。 なぜなら、言うべきことを言えないのですから・・・。
部下個人個人の性格もあるかも知れませんが、「言いたくても言えない雰囲気」、「言っても無駄だといった雰囲気」が漂っていませんか?
そして、それを作っているのは上司である自分自身ではないですか?
「時間がない」、「予算がない」、「人手が足らない」、「今まで聞いたことがない」といった言葉で部下の提案等を押し潰していないですか?
これら後ろ向きの言葉は、管理者は不用意に使うべきではありません。
管理者自身の「過去の成功体験」や「固定観念」に縛られていてはいけないのです。
それらを捨て去り、まっさらな状態で部下の提案・提言を受け入れる姿勢を持つことが大事なんだと思います。
最終最後は、責任者が覚悟を持って決断を下せばいいのですが、“聞く耳” だけは持つようにしなければなりません。
部下が自由にものを言える雰囲気があるだろうか?
管理者である自分自身が勝手にそう思っているだけではないか?
この辺を今一度見つめ直してみるといいかも知れません。
これは、かくいう私自身にも言えることであります。
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