「がばい楽しい さがん旅」でした!

2023.01.09
    


今回は、昨年末に家族で訪れた「佐賀」について記させてもらいます。

皆さんは「佐賀」というと、どんなイメージを抱かれますか? 「何にもない」、「田舎」、「地味」、、、 そんな感じですかね。(^^;


福岡県とか長崎県に住んでる人なら、隣県ですので行ったことがあるでしょうが、それ以外の都道府県に住んでる人ですと「佐賀には行ったことがない」という人が多いのではないでしょうか?

私自身も日本中あちこちに出掛けているのですが、いまだ一度も行ったことがないのは全国47都道府県のうち「岩手」・「徳島」・「佐賀」の3県。電車やバスで通過したことはあるけど、その県自体を“旅行”をしたことがなかったんです。


そこで、この冬の家族旅行の目的地を「佐賀県」と定めました。今回の旅行では「ハウステンボス」(長崎)にも訪れ、園内のホテルで一泊しましたので、佐賀旅行に費やしたのは実質1泊2日の期間ということになります。


今回、こんな感じで旅行をしました。

まずは、中部国際空港(セントレア)から福岡空港に降り立ち、レンタカーで最初に向かったのは『唐津城』です。

唐津は江戸時代に唐津藩の城下町として栄えた町で、唐津湾や虹の松原など豊かな自然に囲まれた美しい町並みは風情たっぷり。住んでみたいなぁ・・・と思える町でした。(^^)v


私の旅行計画では、宝くじの当選祈願で全国から参拝客が訪れる『宝当神社』にも立ち寄る予定になっていたのですが、この神社は唐津の沖合に浮かぶ高島にあるため船に乗っていかねばなりません。それを敢行すれば個人的にこの日のメインイベントに据えていた『呼子のイカ料理』(活造り)にありつけないということでやむなく断念。もし、宝当神社に行っていたら“年末ジャンボ”が当たったかもしれないと思うと、ほんと残念でした・・・(^^;


昼食は前述した『呼子のイカ料理』です。向かったのは「萬坊」(まんぼう)というお店。ここは、海に浮かぶ建物の地下1階の客室の窓から海中を見ることができるユニークなお店で、呼子イカ料理の人気店です。

でも、この日は年末29日ということもあり、活イカが売切れていたため、冷凍イカを使っての料理でした。それでも愛知で食すイカと比べれば格段に美味しかったのですが、、、 やっぱり“活造り”が食べたかったなぁ・・・ (^^;


昼食を済ませた後は、『マリンパル呼子』へ。ここではイカ型の遊覧船(イカ丸)に乗って、国の天然記念物にもなっている神秘の洞窟「七ツ釜」を探検する予定だったのですが、この日は海が荒れ気味でイカ丸が運休。代わりに海中展望船(ジーラ)に乗船することになりました。「鷹島」付近まで航行し、船内の海中窓から泳ぎ回る魚の群れを観てきました。 これはこれで良かったのですが、、、 やっぱり七ツ釜に行ってみたかったなぁ・・・ (^^;


そして、この日の宿泊地として選んだ『嬉野温泉』へ。ここは奈良時代に編纂された「肥前国 風土記」にも記され、江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えた湯治場で、“美肌の湯”として、とても人気がある温泉です。


宿泊した旅館は「大正屋」。料理が美味しかったです!! 配膳スタッフに藤井聡太くん・羽生結弦くんに似たイケメンがいて妻と娘、そして母も盛り上がっていました。ただ、2つある大浴場のうちの一つが改修中ということで入浴できませんでした。どちからというと、そちらがメインだという気がしたので、ちょっと残念でした・・・ (^^;


二日目。

この日はまず、嬉野温泉と並んで佐賀の二大温泉である『武雄温泉』へと向かいました。

ここは、豊臣秀吉や宮本武蔵も湯治に訪れたという名湯で、東京駅の建築を手掛けた辰野金吾が武雄温泉のシンボルである楼門や新館を設計したということでも有名です。

また、ここには5つの貸切風呂と3つの大衆浴場があるのですが、私は大衆浴場のうちの一つ「元湯」に浸かってきました。レトロな雰囲気で風情たっぷり。でも、すっごく熱かったので“カラスの行水”となりました・・・(^^;


温泉を楽しんだ後は、同じく武雄市内にある『武雄神社』へと車を向かわせました。本堂での参拝を済ませた後は、御朱印をもらい、“樹齢3000年”を超えると言われる『武雄の大楠』へ。ここはパワースポットとしても有名なんです。撮影した写真からも“オーラ”を感じ取れますよね・・・。


そして、この日の昼食は『伊万里牛ステーキ』。これも、当初の旅行計画でシッカリ定めていました。向かったのは伊万里市内の人気ステーキレストラン「勝」(しょう)。ヒレステーキを注文しましたが、こんな美味しいステーキを食べたのはいつ以来でしょう!! ひょっとしたら、個人的に“過去最高”だったかもしれません・・・。


そんなデリシャスランチを堪能した後は、お土産としての「焼き物」探しです。『大川内山での窯元めぐり』を楽しみました。伊万里焼は総じて高額な焼き物なのですが、私たちが探したのはお手軽価格の焼き物です。妻は四葉のクローバーが描かれているかわいい花瓶、次女は取手の部分がリボン状となった小物入れを購入しました。


そして、佐賀県内最後の目的地と定めた『祐徳稲荷神社』へ。ここは、「伏見稲荷大社」(京都)・「豊川稲荷」(愛知)と並んで、“日本三大稲荷” といわれるところで、佐賀県随一のパワースポットでもあります。朱色を中心とした豊かな色彩は何となくエキゾチックな雰囲気で、山肌にそびえ立つその姿は清水の舞台を彷彿させます。


(注)“三大稲荷”について、、、、

実は諸説があるようで正式に上記の3つだとは言えないようです。私もこのブログを記している際に気づかされました。 総本宮である「伏見稲荷」については決まりなんですが、残り2つについては諸説があるようで、「笠間稲荷神社」(茨城)や「最上稲荷」(岡山)、そして地元の「千代保稲荷神社」(おちょぼさん/岐阜)などもその候補なんだとか・・・。知らんかった!! でも、その規模感から言っても『祐徳稲荷神社』は入ると思うんだけどなぁ。


てなわけで、渡辺家の年末家族旅行(佐賀)について記させてもらいました。

改めて行程を記しますと、

唐津城」⇒「呼子のイカ」⇒「マリンパル呼子」⇒「嬉野温泉」⇒「武雄温泉」⇒「武雄神社」⇒「伊万里牛ステーキ」⇒「伊万里焼 大川内山」⇒「祐徳稲荷神社


こんな感じで周ったわけですが、時間があれば他にも行きたかったところが沢山ありました。 兎にも角にも「がばい楽しい さがん旅」でした! 皆さんも「佐賀」を旅行してみては如何でしょう。ここ、“穴場”ですよ!! (^^;