写真は、バングラデシュでの研修(大学のカリキュラム)を終え帰国した次女がお土産として買ってきた「トゥクトゥク」の置物です。
そんな彼女も今日から大学の後期授業が始まるとのことで、昨日、祖父母の暮らす新潟の糸魚川から東京へと戻りました。
夏休みそのものは1ヶ月半以上ありましたが、期間中、大学のオープンキャンパスのガイド役を務めたり、今回のような海外研修に出かけたり、高校時代の友人たちに会ったり、田舎のおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行ったり、何だかんだと多忙な時間を過ごしました。
父親としては、一緒に過ごせたのが僅かな期間でしたので少し寂しい気持ちがしますが、高校入学後には英語学習に注力し、その語学力をもって大学に進むように勧めたのも私ですし、「あっという間の大学4年間、やりたいことは全部やっておいで」と送り出したのも私、そして「何をおいても友達を大事にしなさい」とアドバイスし続けているのも私ですから致し方ありません。
こうしたアドバイスを着実に守って、積極的かつ能動的に行動している娘は頼もしい限りです。 2年生となる来年はハンガリーへの半年留学にも出る予定にもなっています。
兎にも角にも感受性豊かなこの時期に様々なことを経験し、社会人となった折に、また今後の長い人生においてそれらを存分に活かしていって欲しいと願っています。
さて、前段が思いのほか長くなってしまいましたが、この辺で今日の本題へと移らせてもらいます。
「思いやり」と「優しさ」、これは円滑な組織運営をしていく上では欠かせない大事な要素であります。 当社の社是三項目の一番目には、「思いやりと優しさ、利他の心で」という文言を掲げており、その重要性を強調する形となっています。
相手に対しかけるのは、“優しい言葉” ではなく、“優しい心”。“優しい心” をかけることが大切なのです。
いくら “優しい言葉” をかけたところで、それがうわべだけのものであっては、相手には何も伝わりませんし、逆に反感を買うようなことにもなりかねません。
何気ない表情や態度から、それが本心ではないということを相手は敏感に感じ取るものなのです。
そもそも中小企業は「お金」がそんなにも有りませんから、「人」や「モノ」、今ある全てのものを存分に活かさなければなりません。
以前このブログでも記した 『全機現』(ぜんきげん) というやつです。
身の回りにある全てのものを 「価値を生み出す大切な資産」 だと捉えるべきなのです。
中でも、「人」、いうなれば 「部下」 については、その至らない点に目を注ぐのではなく、その長所を見つけ出し、そこを伸ばしてあげるようにすべきなのだと思います。五感を使って、その存在価値を感じ取るようにすることが大事です。
相手のことを期待し、温かいエネルギーを送り続けることによって 「信頼関係」 は生まれてくるものです。
人間は、人から感謝され、頼りにされたりすることによって、その持っている力をいかんなく発揮するものだということを忘れてはいけません。
とにかく相手のことを信じ、“優しい心” をかけ続けてゆきたいものです。
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