一人一人の持っている力に光をあてる

2022.09.24
    


唐突ですが、「リーダーの役割」は何でしょう?

リーダーとは、“指導者” とか “先導者” という意味ですので、組織をその目標達成や問題解決に向けて束ねていく人を指しますよね。

具体的には、何かアクションを起こすにあたり、その計画を立て、メンバーの能力を見極めつつ適切な指示を出し、業務や使命を遂行していく役割を果たします。


「リーダー」ですから、組織(チーム)全体を統率することが大きな役割となるわけです。

しかし、それを「会社のために」としてやるのではなく、「部下一人一人が “人として” どうやったら幸せになるのか?」、そして「そういうスタッフと接したお客様が、どうやったら幸せになるのか?」 という部分に焦点を当てて遂行していくことが大切なのです。


例えば、自分の「手」と「足」。どっちが偉いだなんて言えませんよね。

「手」には手の役割、「足」には足の役割があるのです。

つまり、「部下一人一人が持っている力に光をあてる」ということが、リーダーたる者の重要な役割の一つだと言えます。


前回のブログ(優しい心をかけよう!)で、「部下の至らない点に目を注ぐのではなく、その長所を見つけ出し、そこを伸ばてあげるようにすべきだ」と記させてもらいましたが、何気にそれと似通った内容になってしまいました・・・。


大事なことは、「人として、どうあって欲しいか」、、、

このことを基準において、積極的な言葉がけをしてゆきたいものです。



写真は、当社「不動産管理事業本部」(ウィズコ管理センター)の朝礼風景です。

去る8月24日にご逝去された稲盛和夫・盛和塾長(京セラ名誉会長)からの学びをベースに制定した『ウィズコ・フィロソフィー』(手帳)を輪読し、お互い感想を述べ合うカタチでその全社的浸透を図っています。

上記「人としてどうやったら幸せになれるか?」・「どうやったらお客様を幸せにできるか?」ということについても学習する機会となっています。