「本当の友」とは・・・

2021.01.19
    


写真は、平成28年7月14日、私が公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会(通称:日管協)の東海ブロック長(愛知・三重・岐阜・静岡)を務めていた時に行なった「ベンチマーク」(会社見学および勉強会)時のもの。


この年は、愛知県豊橋市の超優良不動産会社であり超優良管理会社である株式会社エムケイホームさん(現 住まいLOVE不動産株式会社 / エイブルネットワーク加盟店)を訪問させてもらいました。その際の集合写真です。

今日のテーマに合う写真は何かないかと探していたら、PCの写真ホルダーの中で見つけました。(^^)v


このイベントは公式行事ですが、仕事上での付き合いを超えて、現在プラーベイトでも深いお付き合いをさせて頂いている人も何人か写っています。


ちなみに最前列の右から2人目の青いスーツが私で、一番右側の眼鏡でオレンジ色のバックを持っておられるのが「住まいLOVEグループ」の水野和也代表です。


まだ4年半ほど前の写真なんですが、すごく懐かしく感じます。

それと、みんな若いなぁ・・・。

こんな感じで、また皆で集える日が一日も早く訪れることを願ってやみません。



では、ここらで本題へと入らせてもらいますね。


「争いあえる友がいれば、目標を見失った人間でも名声を失うことはない」、、、これは孔子の言葉です。


これがどういう意味かというと・・・

自分と意見が合わず、ときどき言い争いをする友の方が実は本当の友達、要は自分にとって「有益な友」だということです。


逆に、自分に対し、異なった意見をぶつけてくることもなく、単に合わしてくる、迎合してくるような友は付き合っていて気楽に感じるが、実は自分にとっては為にならない。


自分に間違いがあれば、遠慮することなく「それは、違うと思うよ!」と意見を言い、規律をもって正しい道を示してくれる友、そんな友がいれば、自分が気づかなかった問題や欠点を修正することができ、ひいてはそれが自分の人生をより正しい方へと向かわせてくれることにもなったりするのです。


自分の意にそぐわない友や部下を疎ましく思い、自分から遠ざける人間は多いものです。

国家元首の中にも、それが自分のことを考えてくれた上での進言であったとしても、聞く耳を持たぬどころか立腹し、処刑をしたりするような独裁者もいます。

彼などは何かのキッカケで、最終的に悲惨な運命をたどるのではないかと思います。もしそうなったら、それは自業自得というものです。


「友」の話から、某国の国家元首の話にそれていってしまいましたが、話を戻します。


では、その人物が「有益な友」(上記の意味でですよ・・・)になり得るか否かをどのように見分けたらいいのでしょう・・・?


それ(その条件)について以前読んだ本の中に記してあった内容を私の「気づきのノート」に書き留めてありましたので、以下に列記します。

(書籍名と著者がどこの誰であったか忘れてしまいました。著者の方、ごめんなさい)

 
 一、 正直で、剛直であること

 二、 誠実で、温かい心を持っていること

 三、 行動が早く、決断力があること

 四、 豪壮で、英知を持っていること

 五、 小さなことに拘らず、寛大な心を持っていること


この5つを兼ね備えている人物こそが、付き合って「有益な友」に成り得るとのです。


改めて記しますが、

物腰が柔らかく、自分に迎合、媚びへつらうような人間は、付き合っていて楽、心地よく感じるかもしれませんが、決して「有益な友」には成り得ません。「楽」を選んでは、プラスにはならないのです。


そうではなくて、とかく気にさわり、おもしろくない人間に見える人物こそが、自分に足らないものを補ってくれる存在になったりするもの、「有益な友」に成り得るのです。


誰もが親は選べませんが、友は選ぶことができます。

こんな点を頭に置きながら、いろんな人とお付き合いをし、「真の友」・「本当の友」を見つけ出してください。巡り合えたら幸せですよね・・・。