「流しそうめん大会」

2010.08.16
    

5日間にわたり 「お盆休み」 を頂きました。
この間は、里帰りしている長女を含め、家族5人で妻の実家へ行ってきました。
妻の実家は、新潟県糸魚川市。
新潟県の最西端に位置する市で、日本海や北アルプスの山々などの自然資源とヒスイ文化を
はじめとした歴史や伝統文化を有する素晴らしいところです。
この地で、数日間を過ごすと心の底からリフレッシュをすることができます。
 
「お盆休み」 の間は、子供たちと沢山の “思い出” を作ることが出来ましたが、今日はその中の
2つに絞って記してみたいと思います。
 
まずは、お盆休み初日の11日(水)に行なわれた 『流しそうめん大会』 についてです。
写真は、当日の風景。 近所の人々、大人と子供を合わせて30人以上が集まりました。

この 『流しそうめん』 は、新潟の父・母が主催となって、今から6~7年くらい前から行なっている
ものです。 当初は、我が家の子供たち(孫)のために、父が企画をしたものだったんです。
裏山から、大きく育った 『竹』 を伐採してきて半分に切断します。これに 「そうめん」 を流すので
す。 器として使うのも、『竹』。 「麺つゆ」 は勿論、「ビール」、「日本酒」、「ジュース」 もこれに入
れて飲みます。 風流でしょ・・・。
当時小学生だった息子は、『竹』 の伐採から設営まで、一連の作業を手伝わせてもらい、自然と
戯れる素晴らしい経験をさせてもらったわけです。

それが、近所の人の目に触れ、どういう経緯かは分かりませんが 『新潟日報』 (愛知県で言え
ば、「中日新聞」みたいな新聞) に取り上げられたのです。
近所の子供達を集めて、嬉しそうに 「そうめん」 を流す父の写真が大きく掲載されました。
以後、近所の皆さんからのリクエストが続き、止めるに止められなくなってしまったというわけ
です。

膝を悪くしている父は、歩くのも辛そうでしたが、事前準備等に せっせ、せっせ と動き回っていま
した。
そんな父の素晴らしい人間性に触れ、頭が下がる思いでした。
未熟者の私としては、見習うべきところが山ほどあります。
そんな父(母)を持ったことを誇りに思うと同時に、幸せを感じる私であります。