「盛和塾名古屋自主例会」での学び

2010.08.28
    

昨日は、「盛和塾名古屋自主例会」 に出席しました。
通算108回目となった昨日の例会には、過去最多の101名が出席、 熱気に溢れた会となりま
した。
昨日の勉強会では、[盛和塾千葉]からお越しいただいたゼットエー株式会社の扇山信二社長の
体験発表(講演)を聞かせていただきました。
演題は、「社員教育のあり方について」。
講演全体を通じて 『社風づくりの重要性』 を切々と説いておられました。
その中枢にあるのが、「楽しく仕事をすること」。

扇山社長は、こんな言い方をされていました。
“やらされ感” で仕事をしている状態は「-50点」であり、”義務感” で仕事をしているのであれ
ば、それは「0点」。 “責任感” を持ってやっている状態で、やっと「50点」。
“使命感” を持ってやっている状態で、まだ「70点」。 (よく、この段階まで来れば100点だと評さ
れる方もありますが、扇山社長は70点だと仰っていました・・・)
そして、”ワクワク感” なるものを持って仕事に臨んでいる状態になって「100点」なんだ、と力説
されていました。
 
では、”ワクワク感” は、どうしたら得られるのでしょうか・・・?
 
この点については、 
   ①人に喜ばれること、人の役に立つこと
   ②好きなことをやること、好きな人といること 
   ③達成感を味わうこと 
   ④周りから脚光を浴びること  
以上4つに集約されるのではないか というふうに述べておられました。
また、これら4つを 「想像」 しているだけでも楽しいことであると・・・。
そして、「想像」 することが、「創造」 に繋がっていくことになると仰っておられました。 
 
今回の講演を通して、数多くの 「感嘆」 と 「気づき」 を頂戴したわけでありますが、
個人的に印象に強く残ったのが 「ゴールは設定してはいけない」 ということ。
 
ボクシング、WBC世界バンタム級王者だった長谷川穂積選手が、11度目の防衛戦にて、第4
ラウンド残り1秒でテクニカルノックアウトされた際の新聞記事を材料にして説明をされました。
セコンドからの 「残り10秒」 を伝えるプレートを目にして、”油断” が生じたのだとか・・・。
長谷川選手自身が語っていたようなんですが、最後まで絶対に気を抜いてはいけないのです。
また、ここには書けないような別の例も披露されましたが、これには私自身も思い当たるところがあり、妙に納得した次第です。 (子供が喜ぶような面白い話、う〇こネタであります)
 
“とっても厳しく、とっても楽しい社長”、 そんな印象を強く受けた扇山社長のお話でありました。
「考え方」や「指導法」、私にも真似できるところは、真似をさせていただき、しかるべき 「社風」 を
築き上げていきたいと思います。
 
 
さて、この「名古屋例会」、次回(10月15日)は外部講師としてトヨタ自動車の林取締役の講演
が予定さており、次々回(12月10日)は、なんと、私が壇上に上がることになっています。
時間は、まだまだあるわけですが、少しずつプレッシャーを感じ始めた私であります。
9月に入ったら構想を練り、早めに叩き台となる原稿を作成しようと思います・・・。