【渡辺の本棚】 「斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49」

2012.04.12
    

『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』(宮本真由美・著/PHP研究所)

私は、斎藤一人さんに関連する本が大好きです。
読んでいると、気持ちが楽になり、元気が湧いてくるからです。
 
本日取り上げさせて頂きますのは『斎藤一人 すべてがうまくいくコツ49』(PHP研究所)。
先日東京へ出張した際に、帰りの新幹線の中で読もうと、東京駅の書店で購入した一冊です。
著者は、宮本真由美さん。
一人さんの”お弟子さん”で、いつも元気ハツラツ、とてもきれいな女性であります。
 
この本は、著者が一人さんから教わった物事に対する考え方(すべてがうまくいくコツ)を全49項目、会話調の表現を多用しながら示してくれています。
とても読みやすく、また、その一つ一つが、ホントためになります。
 
この本に記載されている斎藤一人さんの言葉を、ここ数日はよく「Twitter」で発信させてもらいました。 これは、自分自身の「備忘録」にしたいという意味も含めて記していたというわけです。
   
今日は、その中の1項目について紹介させて頂こうと思います。
 
人間誰しも「悩み事」がありますよね。
また、終わっちゃった事に対していつまでもクヨクヨしたり、「はぁ~」と溜め息をついたり・・・。
 
でも、そんなことをしていても仕方がないことですし、周りにいる人まで暗い気分になって迷惑千万です。
 
じゃぁ、どうしたらいいのか・・・。
そんなときは、”時”を味方にして、できるだけそのことを考えず、放っておけばいいのだそうです。 
 
それを、一人さんは次のような言葉で諭してくれています。
 
去年の今日、なんのことで悩んでいたか覚えているかい?
覚えていないよね。 そんなもんなんだよ。
それにね、悩みって、本当は解決しないから”悩み”なんだよ。
今まで自分に起きた悩みは、全部解決して無くなったわけじゃないんだよ。
よく思い出してごらん。
あることに悩んで悩んで、ある程度時間が経つと、また次の悩みが起きる。
すると、前の悩みはすっかり忘れるんだ。
この繰り返しなんだよ。
解決したんじゃなくて、忘れたんだ。
 
著者も記していますが、これなんか、まさに”目から鱗”の考え方だと思いませんか・・・。
クヨクヨ悩むのがバカバカしくなってきます。
どうせ忘れてしまことなら、早く忘れてしまった方がいいわけです。
 
この本には、こうした”ためになる考え方”がいっぱい記されています。
「最近ちょっと疲れているなぁ・・・」と感じているような人にはオススメの一冊だと思いますよ。