写真は、一昨日、看板設置作業に出かけた際に道端で何気に見つけた「タンポポ」です。
まだ黄色い花を咲かせているものもありましたが、私が注目したのは綿毛状に変化したタンポポであります。それを見ていて、ふと思い出した話があります。
随分前に誰かから聞いた話の受け売りですが、今日はそれを記させてもらいます。
タンポポの綿毛は風に吹かれて飛んでいきます。その時の風の強弱・向きによって落下するところは全て違うわけです。
ちゃんと土の上に落ちるものもあれば、アスファルトの上に落ちるもの、水溜りに落ちるものもあります。
でも、それぞれの綿毛(種)は、落ちたその場所で懸命に花を咲かせようとするものなのです。
これって「人間」も同じですよね・・・。
我々人間だって、雨を降らしたり、風を吹かしたりすることはできません。
たとえ、「辛いこと」・「苦しいこと」・「寂しいこと」があったとしても、それを素直に受け入れ、その与えられた環境の中で力強く生きていくしかないのです。
周りの人と比較して「自分は何て不遇なんだ・・・」と世をすね、人を羨んだりもします。 しかし、そんなことを思っても仕方がないことです。
今いる場所がどんな環境であろうとも、そこで精一杯に花を咲かせることが人生なのです。
生きていることに “感謝” をし、一日一日を “ど真剣” に生きる、、、 そう心がけたいものです。
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