付き合うべき人

2012.05.18
    

「縁」と「絆」・・・ これが大事です。

以前にも同じようなことを記していますが、すごく大事なことだと思いますので、再度いかせてもらいます。
もう2年くらい前になるかもしれませんが、盛和塾において稲盛和夫塾長(京セラ名誉会長)が「人との付き合い方」について触れられたことがあります。
 
「人生」 というものは、運命的な人との出会いによって決定されるものだと説かれました。
相手が、自分にとって好意・善意で手を差し伸べてくれる人かどうかの見極めが大切であり、それが相手の本意であると確信できたならば、その人からの好意・善意をトコトン大切にしていくべきだと仰っておられました。
 
また、同輩との付き合い方についても次のように助言をされました。
 
自分が人間的にも成長していこうと思うのであれば、『自分より立派な人』・『自分より成長した人』・『無私の考えの人』・『善意の人』と付き合うようにしなさい。
ただ単に気が合うだけで、自分以下のレベルの人と付き合っても自己の成長には結びつきません。
 
やはり、誰と付き合うのかが重要なのです。
 
自分がもがき苦しみ、悩みを相談したようなときに、本当に”好意・善意”をもってアドバイスをくれる人物か否か・・・。  この辺の見極めが肝心です。
 
相手が己の幸せを感じていないような人物、不満タラタラの人物であれば、適切なアドバイスなど期待できるはずもありません。
逆に、あなたが幸せになることについて”妬み”の感情を抱いている場合だって考えられます。 (← このケースはよく見受けられます・・・)
そして、傷の舐め合い状態にでもなったら、それこそ最悪、あなた自身の浮上の目も完璧に消え失せてしまいます。
 
また、相談相手が自分と若干でも利害関係のあるような人物の場合も注意が必要です。
冷静に自分と相手の立ち位置を見つめてみることが大切です。
 
そもそも人間というものは、”保身”といったエゴの心理を持ち合わせた動物だということを忘れてはなりません。
 
最後にもう一度記しますが、付き合うべきは 『自分より立派な人』・『自分より成長した人』・『無私の考えの人』・『善意の人』 であります。
 
このいずれにも該当しないような場合は、付き合い方を根本から考え直したほうがいいかも知れません・・・。