俯瞰の目

2012.07.27
    

岐阜城から眺めた景色です。「俯瞰の目」・・・、要はこんなイメージでしょうか。

早く出世をしていく人たちの共通点は、何でしょう?
 
「学歴」でしょうか・・・? はたまた「体力」でしょうか・・・?
 
個人的には、そんなものは大して影響がないように思います。
(少なくとも当社においては、全く関係ありません) 
 
「学歴があっても、”学力”がない人」や「体力があっても、”根性”がない人」では仕方がないのです。  
 
学歴があっても”学力”のない人は、教えられた仕事だけはシッカリとやりますが、自分で考えることについては積極的でないので進歩が遅い・・・。
また、体力があっても”根性”がない人は、諦めが早い・・・。  
 
今の仕事において「自分に何が求められているか」ということを突き詰めて考えていないので、仕事に対して無関心でヤル気が沸いてこないのです。
  
そんなことよりも重要なことは、「俯瞰(ふかん)の目」を持っているかどうか・・・ だと思うのです。
「俯瞰の目」、いわゆる、”バードビュー”、「物事の全体を上から眺める目」を持っているかどうかです。
「俯瞰の目」は、若干の個人差はあるものの、常日頃から意識をしていくことによって身についていくものでもあります。 
 
たとえ今、自分が「平社員」の立場であったとしても、自分が「部門長」だとしたら、また、「役員」だと仮定したならば、自分に対して何が求められ、何をせねばならないかを考えるのです。
 
こうした癖をつけることにより、物事を全体的に見渡して行動できるようにもなりますし、”責任感”も身についてきます。 
そんな状態まで自分を高めることができれば、必然的に一つ上のレベルの仕事が任せられるようになるはずですし、ポストだって上がるに決まってます。
それに伴い、収入だってアップするに決まっているんです・・・。
  
 
※今日の本社朝礼時、フィロソフィー手帳輪読の場において、榊原社員の発言に対し、私がコメントした内容をまとめさせてもらいました。
過去にも同様のことを記していますが、すごく重要なことでもありますので「リメイク版」としていかせてもらいました・・・。 
※写真は、岐阜城から長良川・岐阜の街を眺めた景色。「俯瞰の目」をイメージしての掲載です。