分断して征服せよ

2010.02.10
    

『分断して征服せよ』
これは、シェイクスピアによって書かれた戯曲「ジュリアス・シーザー」の中に出てくる言葉です。
 
あるカリスマ塾講師が、この言葉を引用して勉強の仕方を説いている記事を目にしました。
 
 たとえば、英単語を3000語暗記するという、途方もない課題でも、「分断」して
 1日あたりに換算すると、9語覚えれば1年で終了するのです。
 「塵も積もれば山となる」ならば、「山も分ければ塵となる」のです。
 
これは、大きなものに対応するときの当たり前のテクニックといえます。
でも、分かっていながら、なかなか実践できないというのが現実ではないでしょうか・・・。
 
現在は、入試シーズン真っ只中ですが、
「自分はまだ来年だし・・・」 と悠長に構えている皆さんも、
来年のこの時期には「決戦のとき」をむかえます。
 
高い目標を定め、それに対し、”本気”で合格したいと思うのであれば、
今から 『分断作戦』 を始めるのがいいのではないか、と思います。
 
運が悪く、不合格になる人なんて一人もいないのです。
厳しい言い方かもしれませんが、不合格になるのは、実力が足りないからです。
 
「あと1点取れれば合格できたのに・・・」、そんなふうに言う人が絶対いますが、
その1点を取れる者こそが実力のある者なのです。
 
たとえ試験の当日に体調不良に陥ったとしても、それでも合格できるように準備しておく
ことこそ重要なのではないでしょうか。
 
このことは、「仕事」においても同じですよね・・・・。
 
大きな目標を達成するには、しっかりと『計画性』をもって臨むことが肝要です。
私も、このことを肝に銘じ、有意義な毎日を送っていきたいと思います。