昨日は、6日(木)の出来事を記しました。 今日はその続きのような内容です。
翌7日(金)は、「ゴルフ組」と「観光組」に分かれ、会員間(全国賃貸管理ビジネス協会)の親睦を図りました。
私を含め東海支部から参加した面々は全員が「観光組」でした。 (ゴルフ組が一人もいないなんて珍しいことです。いつもはゴルフ組のほうが多いくらいですから・・・)
私たち観光組46名は、朝8時半に宮島を後にしました。宮島港から貸切船に乗って切串港へ。 そこから観光バスに乗り込み、最初に向かったのは『江田島旧海軍兵学校』です。
現在は、海上自衛隊の幹部候補生学校や第1術科学校などとして使われています。
綺麗に整備された構内には、明治時代に建てられたレンガ造りの建物(東生徒館)、大正時代に建てられた石造りの大講堂、昭和初期に建てられた教育参考館など、3時代の建物がバランスよく並んでいます。 東生徒館に使われているレンガの値段は、なんと1個につき”2万円相当”なのだとか。これには驚きました・・・。
館内撮影禁止となっている教育参考館には、旧海軍に関係する資料等が多数展示されており、中でも、神風特攻隊員たちの遺書や遺品には強く胸を打たれました。
また、山本五十六元帥によってしたためられた書の「常在戦場」という言葉も印象に残りました。 ここを見学させて頂いていると、自然と背筋も伸び、身が引き締まる思いでした・・・。
その後は、呉市にある割烹屋さんで昼食をとり、 『大和ミュージアム』へと向かいました。
戦艦大和の約10分の1にあたる全長25mの模型は圧巻でした。
観光バスは「広島駅」へと向かい、そこで解散となりましたが、どうしても立ち寄りたいところがあります。 そう、『原爆ドーム』です。
東海支部の有志9名でタクシーに乗り込み、ドーム、そして、平和記念公園を見学しました。
それまで仲間たちとベチャクチャ喋っていた私ですが、『原爆ドーム』を目の当りにすると口数が減っているというか、無言になっている自分に気づきました。
人類は二度と同じ過ちを繰り返してはならない・・・。
切に、切に、そう感じました。
青春時代が戦争だった人たち、先人たちのお蔭で、いま平和に暮らしている私たちがいるのです。 私たちは、こうした時代に生を享け、必死に戦った、そして、犠牲になった人たちのことを決して忘れてはなりません。
不平不満や愚痴を鳴らしていたらバチがあたります。 足るを知り、感謝の念を抱きながら毎日を過ごしていかねばなりません。
私にとって初めての「HIROSHIMA」は、実に印象深い、思い出に残るものとなりました・・・。
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