刻石流水(こくせきりゅうすい)

2024.03.15
    


年末に机の周りを整理していたら “幸せに生きる鉄則20項目” といわれるものを羅列したペーパーが出てきました。何年か前に、とあるコンサルティング会社から送られてきたダイレクトメールの中に盛り込まれていたものだったと認識しているのですが定かではありません。


あらためて目を通してみると結構いいことが書いてあります。👍

その中で個人的に目を引いたのが、

貰った恩は岩に刻め、与えた恩は水に流せ

四文字熟語で、【刻石流水】(こくせきりゅうすい)というものです。


人間というものは、とかく「してもらったことは忘れてしまい、してあげたことはいつまでも覚えているもの」ですよね。私も例外ではありません・・・💦


でも、恩着せがましい態度や言動は、与えた「恩」の価値ならびに自分自身の価値を下げることになります。

たとえ、相手がその「恩」を忘れているような状態であろうとも、それをこちらから穿り返すようなことを言ったりしないほうがいいのです。それならそれでいいのです。


逆に、貰った「恩」については、一生涯にわたって忘れないようにしたいものです。

そんな人間であれば、周りからも好かれますし、多くの人から好かれることによって幸せになっていくのだろうと思います。


人は決して一人では生きていけません。周りからの助けを受けながら生きているわけです。

人は「どんな人を応援したくなるのか?🤔」、その辺をよく考えて行動するといいかも知れませんね・・・。



今日の写真は、2021年の年末に家族で九州旅行をした際に撮影した国宝・臼杵大仏(大分臼杵市)の“顔アップ”です。

今日のタイトルに「刻石」という文字が入っていますので、「岩に彫られた大仏」を思い出し、これを採用させてもらった次第であります。☝️