勝負師の言葉から学ぶ

2011.02.28
    

昨日は 「麻雀」 を例に出しながら記させてもらいました。 今日は、同じ勝負事ですが 「将棋」 関連です。
私は 「将棋」 についてはよく分かりません。
でも、一流の棋士の方が発せられた言葉の中には “勝負師” ならではの重みがあり、とても勉強になります。
 
「永世六冠」 と呼ばれる羽生善治さんの 「才能とは、情熱や努力を継続できる力」 という言葉は、私の大好きな言葉の一つでもあります。
 
今日は、羽生さんではなく、羽生さんの宿命のライバルでもある谷川浩司さん(日本将棋連盟棋士会会長・永世名人)が述べられた二つの言葉について触れさせてもらいます。
 
まず一つ目。
「優勢の時は焦ってはなりませんし、劣勢の時も諦めてはなりません。」
この言葉は、どんな状況下においても勝負事の結果を急いではならないということを教えてくれています。 何気ない短い言葉の中にも含蓄があります。
 
そして、もう一つ。
「頭を下げて自分の負けを認めるのは本当に辛いですよ。でも、強くなるのはそれをハッキリ言える人です。これをいい加減に済ませている人は上には行けません。」
“武士道の精神” にも相通じるこの言葉、これなんかは多くの人の心にズッシリとくる言葉ではないでしょうか・・・。
 
谷川浩司さんの 「名言」 を集めたサイトがあります。
ご興味のある方は、下記のURLをクリックしてご覧下さい。
http://www.earth-words.net/human/tanigawa-kouji.html