昨日、車に乗っている際にラジオからショッキングなニュースが流れてきました。
箕島高校野球部元監督の尾藤公さんが、膀胱移行上皮ガンのため他界されたとの報道です。
この一報に、往年の高校野球ファンなら誰もがショックを受けたことでしょう・・・。
“尾藤監督” で思い出されるのが、星陵高校との延長18回の激闘。
「大相撲」とは違い、負けたら終わりの真剣勝負ですから、そりゃ凄まじいものがありました。
確かその日の最終試合だったこの試合、もつれにもつれ夜8時を過ぎてもまだやっていたような記憶があります。 当時中学3年生だった私はテレビに釘付けとなっていたのを思い出します。
この試合でもそうでしたが、印象的だったのが”尾藤スマイル”と称される尾藤監督のニコニコ笑顔。 選手がミスをしても、チームが絶対絶命のピンチに追い込まれていても、常に笑顔を絶やさなかった尾藤監督。 あの優しそうな笑顔は、いまだに私の脳裏に焼き付いています。
この激闘を繰り広げた星陵高校の山下総監督は、この試合を通じて 「待つ、信じる、許すことを学んだ」 とコメントしておられます。
当時、憎たらしいほどの強さを誇った箕島高校の強さの秘密は、そんな尾藤監督と選手との “固い絆”・”信頼関係” にあったのかも知れません。
尾藤監督のご冥福を心よりお祈りいたします。
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