楽しく仕事をするには・・・

2010.08.01
    

8月に入りました。 時候の挨拶ですと、今月7日の “立秋” からは 「残暑の候」 というふうに記すことになるのですが、私の感覚的には、お盆明けまでが 「夏真っ盛り」 って感じでしょうか・・・・。
私は、ここのところ毎日、朝風呂(前日の残り湯)に浸かってから出社するのですが、風呂に入り
ながら聞こえてくる 「セミ」 の鳴き声が、随分と大きくなったような・・・・・・、そんな気がする今日
この頃です。
いずれにしても、あと1ヶ月程で夏も終わりです。 暑い暑い毎日ですが、思う存分 「夏」 を楽しみ
たいと思います。

さて、今日は 「楽しく仕事をするには・・・」 というテーマで書かせていただきます。

人生において最も長い時間を費やすのは 「仕事」 ですよね。
であるならば、「仕事」 にあたっている時間が楽しいものでなくてはなりません。
 
自分が希望した職種に就けている人は、そうも多くはないはず。
では、希望の職種に就けていなければ 「仕事」 は楽しくないのか・・・・、
決してそうではないと思います。
「仕事」を楽しいと感じるか、そうでないかは、その人の心が決めるもの なのです。
 
このことを理解するエピソードとして、以下のようなものがあります。
よく用いられる話なので聞かれたことがあるかも知れません。
 
 
とある街の建築現場で、レンガを積んでいる3人の労働者がいました。
そこを通りかかった旅人が 「あなたは何をしているのですか?」 と尋ねました。
一人目の労働者は、「見りゃ分かるだろ。レンガを積んでいるんだ。」 とつまらなそうに答えました。 二人目の労働者は、「生活のために金を稼いでいるんだ。」 と疲れた表情で答えました。
同様の質問を三人目の労働者にしたところ、
「ここに家を建ててるんだ。素敵な家が建つぞ~。俺たちが建てたこの家で、ここに住む家族が
幸せな生活を育むことになるんだからなぁ。完成が楽しみだよ・・・。」 と嬉しそうに答えました。
 
 
同じ内容の仕事をしていながら、人によってその捉え方が異なるわけです。
こんなことからも 「仕事の面白さというものは、その人の心が決める」 ということを理解して
いただけるのではないかと思います。
“崇高な目的意識” をもって仕事に臨むことこそが、楽しく仕事をする上での必要条件、いや、
絶対条件となるのだと思います。