経営者は孤独・・・?

2011.05.21
    

昨日は、東京へ出張しました。 全国賃貸管理ビジネス協会(通称:全管協)の 『理事・代議員合同会議』 に出席するのがその目的です。
今年度第1回目の合同会議で、私の場合は東海エリア(愛知・岐阜・三重・静岡)の「代議員」(全3名)という立場での出席であります。
 
昨日は、(社)全日本不動産協会・愛知県本部の 「臨時理事会」 も急遽開催されることになり、こちらはこちらで凄く重要な会議だったのですが、先に “出席” の返事を出していた 『全管協』 を優先させて頂きました。 (全日愛知の理事の皆さん、事務局の皆さん、そして、会員の皆さん、ゴメンナサイ・・・)
 
写真は、昨日の会議冒頭の様子。
中央でマイクを握っておられるのは、全国賃貸管理ビジネス協会の高橋誠一会長(三光ソフランホールディングス社長)です。
今期から組織体制も一新される同協会でありますが、私は新たに 「新新委員会」 の “普及委員” という職責を仰せつかることになりました。(まだ正式には決まっていないのかな? 具体的に何をすればよいのかもよく分かっていません・・・)
 
さて、この辺で今日の本題へと移らせてもらいます。
昨日は、会議終了後、2人の社長と一緒に新幹線で名古屋に戻りました。 名古屋に着いてから3人で一緒に居酒屋へ行くことになりました。
その時の会話の中で、ある社長が 「経営者は孤独だからな・・・」 ということを言われました。
このフレーズは、経営者の口からよく発せられる言葉でありますが、果たしてそうでしょうか・・・?
 
私の場合は周りのスタッフに恵まれているからなのか、そんなふうに感じたことがありません。(過去にはあったのかも知れませんが、さほど印象にも残っていません・・・)
そもそも、人は支えあってこそ力を発揮できるものです。
喜びを分かち合えることも勿論ですが、一人よりも “チーム” のほうがより安定して責務を果たしていけるということは間違いありません。
 
「経営者は孤独だから・・・」 という考えを抱くことは不健全です。
そんなふうに思っていると、自分は特別だと感じるようになり、他人の意見に耳を貸さなくなってしまいます。そんなところから、チームに大きな溝が生じてしまうような気もします。
経営者は、自分の会社の社員一人一人に果たすべき「役割」と、それをこなす「能力」があるということを忘れないようにしたいものですし、それをシッカリと認識できているのであれば 「自分は孤独だ」 なんて思わなくなるような気がしますが如何でしょう・・・。