昨日の「早朝社員研修」は、リーダー的立場にある社員9名を対象に行ないました。
“研修”といっても、昨日の場合は「映画」(DVD)を観てもらっただけです。
教材として用いさせてもらったのは、今から9年前(2002年)に公開された映画で 『陽はまた昇る』(東映)というもの。
家庭用ビデオ「VHS」を開発した日本ビクターの”実話”を基に製作された人間ドラマです。
主演は西田敏行さんで、渡辺謙さん、緒形直人さん、真野響子さん、仲代達矢さんらが出演しています。
DVDのカバーに記してあるものをそのまま転記させて頂きますと、次のようになっています。
1970年代前半の日本。右肩上がりを続けてきた経済が戦後初めてマイナス成長に陥った。体力を失った企業は大幅なリストラ、コスト削減に走る、現代の日本社会に似た時代・・・・。
カラーテレビを普及させた家電メーカーの次なる目標は家庭用VTRの開発だと思われていた。その新商品開発に最も力を注いでいたのが家電メーカーの雄・ソニーである。
一方、業界8位の日本ビクターのVTR事業は赤字続きで、会社はこの部門の縮小・合理化を決定。事業部長の加賀谷には大幅な人員削減を断行せよという厳命が下った。
「部下を守り抜くには新型家庭用VTRを開発するしかない」
加賀谷は本社に極秘でリストラ寸前の部下たちと共に自らの存亡を賭けた開発プロジェクトチームを結成する・・・・・・
詳細な「あらすじ」等については、コチラから確認ください。
→ http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD1924/story.html
※この映画を観てみようとお考えの方は”あらすじ全文”については読まないほうがいいかも知れませんが・・・
昨日この映画を観た9名には「感想文」(レポート)の提出を求めていますので、私がここに個人的な感想等を事細かに記すのは控えさせて頂こうと思いますが、まさに、当社の 『フィロソフィー』 を凝縮した内容となっており、私自身も 「利他の心」をベースとした”思い”の重要性 について、改めて学ばせて頂いた次第です。
昨日中に早速、一人の店長から「感想文」が提出されました。 内容的にも素晴らしいもので、文章に赤線を引きながらジックリ読ませてもらいました。彼もこの映画を通じて、「強い感動」と「大きな気づき」を得たようであります。
「五つ星評価」で評価をするなら、個人的には間違いなく満点、”五つ星”の素晴らしい映画だと思います。 私の場合は数年前に一度観ていますので、ストーリーは知っているのですが、それでもグッと来るシーンが3回ぐらいありました。
周りに誰もいなかったら、間違いなく泣いていただろうと思います。
いつもですと、研修の最後に何かしらのコメントを添える私ですが、昨日の場合は「今日は、特別コメントすることはありません・・・。お疲れ様でした」 という言葉で締めさせてもらいました。
下手に私がコメントなど加えないほうがいいと感じたのもありますが、話をすると声が震えそうでしたのでやめておいたというのが本音かもしれません・・・。
どうですか・・・。 興味を持たれた方は、是非ご覧ください。
特に、リーダー的な立場におられる方には強くオススメしたいと思います。
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