スケルトン

2023.03.06
リノベーション用語  

建築における建物の骨組みや基本的な構造部分

建築において、「スケルトン」とは建物の骨組みや基本的な構造部分を指します。スケルトンは、建物の安定性や耐久性を提供し、建物全体の形状を形成する重要な要素です。

建物のスケルトンは次の要素を含んでいます

1.構造フレーム(骨組み)

建物を支える柱、梁、壁、床、屋根などの主要な構造部材からなる枠組みです。これらの要素は建物の荷重を受け止め、地震や風などの外部力に対して安定性を確保します。

2.基礎構造

建物の重量を支える基礎部分で、地盤に固定されたコンクリートや鋼鉄製の基礎梁や基礎柱などからなります。

3.階段やエレベーターコア

建物内の階層を結ぶ階段やエレベーターを収めるためのコア部分で、構造フレームに統合されることが多いです。

スケルトンが完成すると、それに外壁や内装、断熱材、外装材などが追加され、最終的に建物が完成します。スケルトンは建物の耐用年数を決定する重要な要素であり、建物のリノベーションや再利用の際にも重要な役割を果たします。